蘇庵 -療術- の日記
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健康と運動
2016.03.12
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健康のために行う運動は「安全」「効果的」「楽しい」が大切です。安全であっても効果的でない、逆に効果的であってもケガをする危険性が高い運動では、日常行う運動としては駄目です。
毎日短時間でも継続でき「安全」「効果的」「楽しい」運動によって、健康によい影響をもたらします。
運動能力は男女・年齢などおよび個々の能力により違いが出ます。運動する人の身体条件によって、適切な運動強度は違います。
「強度」「時間」「頻度」の3つの要素で成り立ち、この3要素が運動量を判断する基本的な目安となっています。
運動をする前には一分間の脈拍を把握するのが良いです。運動をしたことが無い・長い間運動から遠ざかっていると云う方は一分間の脈拍+10~20前後の運動から始めたほうが良いですよ。
まずは早足歩行を10秒間。あとは普通歩き。息が整い次第早歩き10秒間。。。
膝が悪い方は、大腿部の筋力強化を(スクワット5回程度)
最初は無理をしないでゆっくりと始めるのが良いですよ。
「中高年・高齢者の運動療法」健康寿命の考え方・WHOが提唱・健康寿命
:壮年期の死亡の減少
:寝たきりにならない状態で生活できる期間・平均寿命
健康寿命 男性:78歳 71歳 女性:85歳 77歳
・健康寿命が長いとQOL(生活の満足感)が、長い期間延長する・介護予防は健康寿命を延ばすと云うことと同義語
加齢による身体面の問題
・体力の衰え⇒ 引きこもり
・病気になりやすい⇒ 不安感の増大
・動作能力の衰え⇒ つまずき、転倒
・判断力の低下⇒ 交通事故、火の始末
・身体能力の低下は心理面にも影響する
体力の要素
・筋 力 ⇒ 力強さ
・持久力 ⇒ 粘り強さ
・瞬発力 ⇒ すばやさ、身軽さ
・平衡性 ⇒ バランス
・協調性 ⇒ スムーズさ
・巧緻性 ⇒ たくみさ
骨は若返らないですが、筋肉は若返りますよ
毎日少しでもいいので継続して行いましょう♪